「自分にできる最大の努力の形」
後成塾の対象学年は小・中学生です。
しかしながら、卒業生のみを対象に、高等部もあります。
その高等部の塾生さんで、嬉しいご報告をいただきました!
志望大学に、校内で1名の枠を勝ち取り、指定校推薦で合格してくれました!!
Aさんが後成塾に入塾してくれたのは、今から3年前、2016年の夏のことでした。
当時、Aさんは、毎晩10時ごろになると、外出してしまっていたそうです。
同級生たちが塾帰りの時間にあわせて家を出て、その子たちと遊んでいたのです。
生活のリズムは乱れに乱れ、学校の日々の提出物や、定期テストの課題も未提出・・・・。
夜遊びを止めようと、お母さんは必死になりますが、Aさんは聞く耳を持ってくれませんでした。
親子ゲンカの絶えない日々・・・・険悪な家庭・・・・未来はもう真っ暗闇でした。
Aさんのお母さんが、後成塾の広告を見てくださったのは、そんなときだったそうです。
平日毎日、塾に通える!?
学校の課題を使って勉強をすることができる!?
勉強の成果が、結果に結びつくとは限らない。
でも、今のAさんの生活習慣を立て直すには、後成塾しかない。
生活習慣を変えなければ、この子の未来はない。
お母さんはそう思ったそうです。
昨日、大学合格のご報告にいらっしゃったお母さん自身も、
「当時は高校合格さえ、まったく見えませんでした」とおっしゃったくらいです。
イヤがるAさんを車に乗せて、どうにか後成塾に連れて来ていただきました。
きっと恥ずかしかったと思いますが、夜遊びのことも含めて、Aさんの生活習慣について、包み隠さずお母さんはお話しくださいました。当時のAさんも、よく我慢して聞いていてくれたと思います。
お母さんのお話しを伺って、Aさんに言いました。
「Aさん、今のままの習慣では、内申点アップや、その先の高校合格は、残念ながら無い。特に夜遊びを今日からやめることができれば、Aさんの内申点も、その先の高校合格も、まだ可能性がある。夜遊びをやめることはできるかな?」
そしてお母さんには、こう伺いました。
「もしAさんが夜遊びをやめたとしても、塾に来ることを嫌がる時もあるかと思います。そんな時でも、お母さんは、塾に連れて来ていただけますか?」
これがAさんの、大学合格をした現在につながる、一番大きな分岐点でした。そこでAさんとお母さんは、最良の選択をしたのです。
Aさん自身は「夜遊びをやめること」を、お母さんは「たとえAさんが嫌がっても塾に連れてくること」を、決めていただけたのです。
たとえ努力しても、どれだけがんばっても、結果はついてこないかもしれない。
高校合格も100%ではない。それどころか今は高校さえ見えない真っ暗な状況。
でも、そんな真っ暗闇を進んでいく。
真っ暗闇だとわかっていても、それでも突っ込んでいく。
努力はやめない。
そんな、とても勇気のある決断をしてくださいました。
入塾から2週間後、早くも変化が表れます。
今日懇談会がありました。先生からここ2週間くらい●●の様子が変わってきたと言っていました。授業に対する姿勢も前向きになり、先日の社会の小テストは満点だったそうです。二学期に期待していると言って頂きました。
この決断のあとも、親子ゲンカもあり、課題を出せなかったこともあり、勉強内容が難しすぎてふてくされてしまったこともありました。
時には、後成塾の駐車場で、親子ゲンカが始まってしまったこともありました。
でも、Aさんは努力をやめることはありませんでしたし、お母さんも毎日Aさんを後成塾に連れて来ていただきました。
そして12月にはなんと、公立高校を受験することを決意します。学校の先生からは、暗に専門学校の単願推薦をすすめられましたが、ここでもAさんとお母さんは、真っ暗闇の中を勇気を持って進んでいく決断をしたのです。
昨日、2学期の内申点が5点上がった事を聞き、ただただありがたい思いでいます。この半年間、後成塾にお世話になり、先生方にご指導して頂き、●●もがんばってきた成果だと思います。このまま目標に向かって行ってほしいです。
学校の先生から、公立高校受験は難しいと言われたようですが、それでもAさんとお母さんが公立高校受験を決断できたのは、今まで不安な中でもがんばり続けてきたことに勇気を得ていただいたからでしょう。
結果としてAさんは、見事に志望校の公立高校に合格してくれたのです!
そして、中3の夏にはまったく見えなかった公立高校合格から約3年。
当時、夜遊びをしてしまっていたAさんは、高校に無遅刻・無欠席の皆勤で、今も通い続けています。
「幼稚園の先生になりたい」という夢を見つけてくれたAさん。
体育の授業では率先して準備や片付けをすることを体育の先生に評価いただき、ずっと最高の評定である「5」をいただき続けてもくれました。
決して勉強や運動が得意だとは言い切れないAさん。
それでも、中学時代に内申点をアップし、奇跡の公立高校合格を成し得たときに学んでくれた「自分にもできる最大の努力の形」を高校でも実践してくれたことで、指定校推薦に必要な評定平均を、高3の1学期にいただくことができました。
自分にもできる最大の努力の形。
それは、あるときには、どれだけわからない問題があっても、課題をやり続けることでした。
あるときには、塾に来ること自体だったこともあります。
あるときには、ひたすら暗記をすることでもありました。
気持ちが乗らないときでも、字をていねいに書くことだけはやめなかったことも、その時の最大の努力だったこともあります。
その時その時、Aさんの「最大の努力の形」は違いましたが、根底に流れているのは、初めて後成塾に来てくれたときにしてくれたAさんの決断に、Aさん自身が忠実であり続けようとしてくれる気持ちです。
勉強なんかキライだって、苦手だっていい。
やる気がない日があってもいい。
ただ、「変わろう」「たとえ先が見えなくても努力しよう」と決意したその気持ちを、ずっと抱き続けられたことが、Aさんの公立高校合格、そして大学の指定校推薦での合格につながっています。
今、テスト週間にあわてて課題をやっていたり、ゲームや動画に夢中で勉強への取り組みが中途半端になってしまっていたり、集中して勉強に取り組めなかったりするなら、ぜひそんな子にAさんのことを知ってもらいたい。
そう思って、今日のブログを書きました。
そして、当時のAさんのお母さんのように、もしこのブログを読んでいただいているあなたが、困って困って、「もう打つ手がないかもしれない・・・・」と思っているなら、ぜひ私にご相談ください。
あきらめければ、必ず道はひらけます!
ぜひ私にご相談ください!
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