内申点アップのための「ゴールデンウィーク中の心構え」とは?
ゴールデンウィークは、お子さんが遊びに夢中になり過ぎて、親御さんであるあなたは不安になりますよね。
そんなあなたに、ゴールデンウィーク中に内申点アップしていく大切な考え方を、動画でお届けします!
ぜひお子さんと一緒にご覧ください!
記事の下のほうに、文字起こしもさせていただきましたので、あわせてご覧くださいね!
なぜこの4月最後の塾長講義で
わざわざこんなセッティングをして
わざわざこんな紙を皆さんにお配りして
なんていうことをしたのか?
これは、ゴールデンウイークを迎えるからです。
ゴールデンウィークっていうのは、大人たちはみんなお仕事お休みになるわけですね。
みんなじゃないけどね。
働いてらっしゃる皆さんもいますけど、我々はお休みをいただきます。
皆さんも学校が休みになる時があります。
その時に、よくあるのが遊んでしまう、ずっとずっと遊んでしまう・・・・。
ずっと机に向かわずに休暇を終えてしまう・・・・というのがよくあります。
よくあります、これは仕方ない。
自分もやっていた。やっておりました。
中学生・高校生、全てやっておりました。
1分も勉強しておりませんので、偉そうなことは何も申し上げられません。
皆さんの場合も同じことをやってしまうと、ちょっと時代的にまずい。
ここで積み重ねないというのは、今の時代、特に絶対評価の時代で、
ちょっとやめといたほうがいいんじゃないかな。
机に向かわないという行為を、この絶対評価の時代の中でやってしまうのは、あんまりお勧めできない。
休み中でも積み重ねてる人間がいるわけですよね。
そこで、例えば今自分が、小学校時代、あるいは中学校時代、
中1の皆さんは中学校入ってまだ少しですけど、どれぐらい積み重ねているのか?
中3の人たちなんか考えるべきですよね。
どれぐらい小学校時代から積み重ねてきたのか?
あるいは積み重ねてこなかったのか?
考えた方がいいと思います。
自分よりも積み重ねている、そして数字を取っている人たちが、ここで積み重ねないのか?
積み重ねる人もいると思います。
あるいは積み重ねないんだったら逆にチャンスですね。
自分が積み重なれば。
ある種、哲学的な話なんですけど、これは皆さんまだ若いんで
とてもちょっと説教くさく聞こえてしまうかもしれませんが・・・・。
人生の折り返し地点をおそらく過ぎて、2回ほど死にかけている立場からすると、
皆さんぐらいの年齢から、今から塾長がしゃべるようなことを意識して勉強に向かっていただくといいのかなと。
で、今から塾長が喋るようなことが「そうだな」ってちょっとでも思うんだったら
ゴールデンウィークに1分も机に向かわないなんていうことはあり得ないんじゃないのかな?
っていうお話をさせていただきたい。
時間軸だと思ってください。
我々は生まれてこのように居るわけですね。
我々は今この世の中におります。
いや俺は実は居ませんとか、そういうスピリチュアルな話はいいです。
おります。実際にこの場にね。
ある程度年数が過ぎて、塾長なんかも多分ここら辺にいるんですけど、みなさん、まだここらへんです。
棒人間で申し訳ない。
生まれて死ぬ時まで、死に向かって歩いてるわけですよ。
皆さんもう生まれた以上は、縁起でもないかもしれませんが、だって死ぬのは確実ですから。
いや俺は死にません。
そういうこと言ってるんじゃない。
人である以上、必ず終わりがあるんですよ。
この肉体から離れる時があるんです。
いつか必ずお葬式を挙げてもらうときが来るんですよ。
墓に入らなきゃいけない時が来る。
例えばこれ皆さんね、自分だと思ってください。
非常にね・・・頭の中に・・・・非常に鮮明なビジュアルがあるんですが
何せ画力がないもんですから皆さんの頭の中で補完してください。
ここにですね、壁だと思ってください。
この壁をですね。
ずっとこっちに我々を押し出そうとする。
ずっとずっとね、毎日押し出そうとしてる。
で、自分らがですね、何も一歩も動かずにただダラダラ寝ていてもです。
この壁がずっと移動してくるんです。
自分を死に向かって、こう押しやっていくんですよ。
これが時間ってやつだと塾長は思ってます。
ここからが後成塾という場所の考え方。
この壁に自分がただ何もせずに、ズルズルズルズルと押し出されていくような場所ではない、ということです。
どうせ押し出されるなら自分から一歩、歩きませんかっていうね。
1日分ね。
そういう場所です。
ズルズル押し出される日も、あってもいいと思う。
そんなに毎日毎日押し出されず主体的に一歩一歩なんていうのは、それはまた怖いね。
押される日があってもいいと思うんだけど、ただ押されてばっかりもつまなくないですかっていう。
つまりこの壁がずるずるずるって、皆さんをいずれこの受験という場所に連れて行くわけですよ。
この受験という場所に向かって、ずるずるずるずる壁にただ押されるまま時間を過ごすのか?
それとも、どうせここに押されるんだったら自分からここに向かって1歩ずつ歩いていきませんかというふうに考えるのか?
どちらの考え方の方がかっこいいとかね、主体的っていう言葉だと・・・ちょっと固いですかね。
塾長はもう、こんな押されっぱなしなんて、俺に命令するなみたいなことになっちゃうんで。
だったら俺が動くみたいになるんでね。
自分で動きまくる。
間違ってもいいから。
そこから1歩積み重ねていくんだけど。
みんなこの受験までね、一歩一歩積み重ねるんだけど、その歩んでいくその一歩は正解かどうかは分かりません。
正解じゃないかもしれない。
不正解かもしれない、もしかしたら。
ただ、自分が押されずに一歩を踏み出したっていうことは変わりません。
それが合っていようが間違っていようが、合ってた間違ってたなんてもう未来になんなきゃ分かんないですからね。
とにかく一歩を踏み出したということが、塾長は大事だと思うね。
間違ってたら考え直して取り戻す時間ぐらいはあります。
それぐらいの時間はある、受験までね。
まだ中三の皆さんもね。
その一歩が間違ってただったら「あー、やばいやばい、もうちょっと違う方法でやろう」っていう時間はあります。
1年生とか2年生だったらまだまだ全然あります。
一番まずいのは「これが正解かなぁ?」「これは不正解かもしれん」って言って、
止まったままこの壁にズルズルズルズル押されて、いつの間にか時間が過ぎることです。
正解でも不正解でもいいから、とにかく一歩、歩く。
あるいは一歩じゃなくて二歩歩いてもいいです。
そういうふうに毎日を積み重ねていけるのかどうなのかっていうことが、塾長は内申点だと思っています。
これは自分事なんでね、塾長はそう思ってやってたんですけど。
例えば小島校長がよく「苦節10年」って言いますね。
2012年の4月に後成塾は開校しました。
2012年。
今から自分の年齢から10を引いてみてくださいね。
幼児しかおりません、ここには。
皆さんがまだ幼稚園・保育園の年齢だったときから、我々は同じようなことをずっとやり続けている。
で、当時から本を出すって言ってました。
もう誇大妄想狂にもほどがある。
何も積み重なってないわけですから。
何も積み重なってない、何もメソッドができていない、その時から本を出すって言ってました。
実際に塾長の友人のね、ライターって分かりますかね、雑誌とかの記者です。
友人がいるので「あのさ、ちょっと本を出したいと思ってるんだけど出せるかなぁ?」
「やめときなさい」って言われました。
「やめといたほうがいいと思うよ」
「今、本なんか出しても売れないし」
「ましてやまだ開校1年目の君が本を出しても」
「絶対に売れないからやめときなさい」って言われました。
おっしゃる通りだと思う。
よく言ってくれたと思う、彼はね。
だけど10年経って、どうにかメソッドというものが積み重なって、本が出るまでには成れたんですけどね。
結果、ありがたいことに、全国の方に読んでいただけてますけれども。
ただ、それが今から見れば正しかったですけど、当時なんか正しいかどうかなんか、何も分からないです。
何もわからない。
正しい方角に向かって積み重ねているかどうかなんて全く分かりません。
何もミスをせずにここまで来たわけではないです。
むしろ95%以上、失敗だったんじゃないかなと思います。
やったことが。
ただ・・・・1点だけこだわってたのは、ここ(後成塾)に来て卒業の時期までいる、
あるいは受験をする時期までいるっていう子たちを受からせる。
これだけは外すまい。
塾っていう看板を出してる以上、そこだけは誤魔化しちゃいかん。
もう損得抜きのところですね、そこはね。
どれだけ辛くても、お金がないとかって言ってる中でも、受からせなきゃいけないんです。
受からせなきゃいけないんですよ。
そこだけは外しちゃいかんので、そこだけはミスをしてないと思います、実際。
皆さんのお勉強は、何をやったら正解かっていうのは、
皆さん自身はまだ分からないかもしれないですけど、我々はある程度は分かります。
今までの経験、あるいは統計、そういったことから
何をやれば成績が上がりやすいのか?
何をすれば合格に近づきやすいか?
何をすれば内申点が上がりやすいか?
っていうことは言えます。
で、みなさんがここにいる、あるいはオンラインでつないでいただいている。
ということは、そのやり方をアドバイスとして求めているから、ここにいていただける。
あるいは繋いでいていただけるんだと解釈をしております。
アドバイスを求めていないのに、アドバイスをするっていうのはいらんお節介です。
大きなお世話ってやつです。
そういう人にはアドバイスはしません。
情報はあげますけれどもアドバイスはしません。
塾長は去年そうやって決めました。
皆さんは情報だけじゃなくて、アドバイスを求めてるんだと思う。
自分についてのアドバイスを求めてるんだと思うね。
そのアドバイスをしますけれども、それを聞くかどうかも皆さん。
それを受け入れていただけるかどうかも皆さん次第です。
我々はアドバイスを求められていると思っているのでアドバイスをします。
皆さんのこの壁がどんどんどんどん受験に向かって、皆さん押し出そうとしている。
というこの現状で、ゴールデンウィークの最中に、
皆さんがご自宅でお勉強を少しでもやったら積み重なってくれるんじゃないだろうかということで、
今回あらためて「eトレリンクをやった方がいいんじゃないでしょうか」というアドバイスをさせていただきます。
何もしなくてもこの壁はズンズンズンズン皆さんを受験に向かって押し出しています。
今まさに現在この時も、この時間中もまさにそうです。
時間はどんどん過ぎていますね。
ゴールデンウィーク中も同じように時間を過ぎていきます。
何かを積み重ねるのか?
それとも「まあいいか、今日は」とやってしまうのか?
いや、いいんですよ。
「まあいいか」っていうふうになってもね。
人ですからね。
ただ「まぁいいか」「まぁいいか」で、ずーっと受験まで行くのかっていうと、
それもまたちょっと話が違うと思うんだよね。
どの時点で自分の「まぁいいか」を「それでもちょっとやっといた方がいいのかな」というふうに思えるのか?
あるいはやっぱり「やった方がいいけど、まぁいいか」っていうふうになるのか?
それは皆さんが決めればいいです。
我々は「やった方がいいよ」とは言います。
だけど強制はできないです。
強制されるべきものではないしね。
自分で決めれば良いと思う。
「やった方がいいな」と思えばやるし、
「やらなくてもいいな」と「うるせぇなぁ」と思うんであれば「うるせぇなぁ」と思っていただいてもいいし。
寂しいけどね。
ただ「やった方がいいよ」というのは間違いないと思うので、やることをオススメします。
自分を押し出そうとする壁にただ押し出され続けるのか?
どうせ押し出されるなら自分から一歩を進むのか?
それは皆さんが選ぶ。
そういうお話しです。
おうちで皆さんが、壁に対してただズルズルズルズルと過ごしてしまうとですね。
休み明けの皆さんの「自律ノート」に「家で机に向かいませんでした」。
あるいは休み中に、お酒飲んでてふとスマホを見ると誰かの保護者の方からですね。
「全然机に向かいません・・・どうしたらいいでしょうか?」っていうご相談のメールがなぜか来ていて、
もう酔いがいっぺんにぶっ飛ぶみたいな、4月30日とかにですね。
できればそういうメールは見たくないし、連休が明けた時のそういう親御さんのね・・・、
率直な気持ちだと思うんで、その気持ちはよく分かるんですけれども、できれば見たくない。
すごく悲しい気持ちになるから、できれば、個人的には見たくないけど見ちゃうかもしれない。
分からない。
見たら「悲しいな」「寂しいな」って思う。
思うけど仕方ない。
そういう仕事だからね、仕方ないけど。
「じゃあゴールデンウイーク明けにどうしようかなぁ」って言って、
あんまりおいしくないお酒を飲むんです、そうしたらね・・・・悲しいけど・・・・
皆さんがどうするかは皆さんが決めればいいです。
皆さんの人生ですから。
船を漕ぐのも人生。
「早くあの白い帽子のデブの話が終わらんかな」って言って時計をチラチラ見るのも人生。
「あぁ・・・それはちょっと考えを改めにゃならん!」と思うのもまた人生。
どういう人が内申点が、あるいはテストの点数が上がりやすいのかは、言わんでも分かると思います。
保護者の方が「いや、もっと厳しく言ってください」と、厳しく言うことはできますけれども。
塾長が厳しく言うと、厳し過ぎてしまうきらいがあるので、あまり言いたくないんです。
とても厳し過ぎてしまうので、塾長ね。
あまり厳し過ぎるようなことは言いたくないんですね。
皆さんの自主性に任せればいいのかなと。
10年経って、それが一番やっぱりいいのかな、と。
「厳しく言ってください」と言って、厳しくしたら怒られたりとかですね。
そういうこともありますのでね。
「そこまでは言わんでいいじゃないですか!」とかね(苦笑)
だって「厳しく言ってください」って言ったじゃないですかみたいなね。
そういうのもありつつ、10年間やっておりますので、厳しく言わない方がいいのかなと思っております(苦笑)
皆さんがどういうゴールデンウイークを過ごすのか。
遊んでいいと思いますよ、実際ね。
遊べばいいと思います、子どもだから!
大人だって遊ぶんですから。
だけど「遊びばっかりではまずいですよ」っていうことですね。
ちなみに後成塾の大人気YouTubeチャンネル。
チャンネル登録者数80数名の大人気YouTubeチャンネルがあるんです。
めちゃめちゃ爆笑していただいてる(笑)
その大人気YouTubeチャンネルで、今度から「お悩み相談室」をやり始めますので、
それの準備もし始めます、塾長はね。
いろいろ仕事もしながら、お掃除もしながら、リラックスもしながらですね。
ゴールデンウィークを過ごす。
というようなことでゴールデンウイークは、あくまでも自発的に、
この壁に押し出される自分なのか?
どうせ押し出されるなら自分から一歩を進むという自分でいるのか?
そういう期間だと思って過ごしていただければというお話しでした。